送別会の閉会挨拶、どう進めれば良い?挨拶のフレーズとその例文

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3月は年度末のため、人事異動や転勤、退職などで仕事場を去る方が多い時期となります。それに伴い、送別会を行う機会も増えるでしょう。

 

そんな送別会で、閉会の挨拶を任された際、どのように対応すれば良いか迷われていませんか?

 

「終わりよければすべてよし」といった言葉があるように、締めの挨拶がしっかりしておけば挨拶を聞いた人の印象も格段にいいものになります。

そこで今回は、

  • 送別会での閉会の挨拶・フレーズのポイント
  • 退職者への閉会の挨拶の例文
  • 送られる相手が上司の場合
  • 送られる相手が同僚の場合
  • 送別会で結婚退職の場合の閉会の挨拶例

 

などのテーマで、送別会の閉会の挨拶について、シチュエーション別の例文や挨拶のポイントをまとめてみました。送別会で送られる方へ、心からのメッセージを伝えてみてください。

 

 

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送別会における閉会挨拶・フレーズのポイント

送別会の所要時間はおおよそ2時間ほどです。その後、ほとんどの場合、二次会へと進むことが多いと思いますが、一度節目を設けるために中盤の挨拶を行うことがあります。

 

この「中盤の挨拶」は、一次会の終了を宣言するものと捉えてください。

 

この時の挨拶は、二次会のことも考慮し、あまり長くならないように心掛けましょう。また、万歳三唱を行うこともあるため、全体の進行を把握しておくことが大切です。

 

 

退職時の閉会挨拶の例文

「お疲れ様でした」という言葉は、上司や年上の方々に対しては不適切に感じる方もいらっしゃいますので、極力避けるようにしましょう。

「大いにお世話になりました」「心より感謝いたします」など、これまでの感謝の気持ちを含んだ言葉を選びましょう。

 

【退職時の挨拶の例】

○○さん、これまで本当にお世話になりました。

○○さんのこれからの進路を祝し、万歳三唱を行いたいと思います。

○○さん、感謝しています。万歳! 万歳! 万歳!

 

 

送る相手が上司だった場合

上司の場合でも基本的な流れは退職者の場合と同じですが、昇進や転職などで異動される場合は、これまでの感謝の言葉とともに、昇進のお祝いの言葉を一緒に伝えると良いでしょう。

 

また、軽快なエピソードを挿入したり、上司の個性を称賛するような内容を入れることも大切です。最後は、万歳三唱の代わりに、三本締めで締めくくることもできます。

 

【上司への挨拶例】

※昇進の場合、最後に以下の挨拶例を入れるのが良いでしょう。

それでは、○○さんの今後のさらなる活躍を期待して、三本締めで終わりたいと思います。

皆様、ご協力をお願いします。

(三本締め)

 

 

送られる相手が同僚だった場合

相手が同僚である場合、リラックスした雰囲気でエピソードを語りがちですが、それが長引いてしまうと会全体の流れが乱れてしまうので、適切なタイミングで締めるように心掛けましょう。

ただし、あまりにも堅苦しい挨拶にする必要はなく、適度にカジュアルな挨拶でも問題ありません。

また、日本の伝統的な習慣に従って、送別会では一本締めではなく、三本締めを行うことが一般的です。

 

【同僚の場合の挨拶の手順と例文】

1.自己紹介を簡潔に行う

2.参加してくれた皆さんへの感謝の言葉を述べる

「皆様のお忙しい中、お集まりいただき感謝申し上げます」

3.同僚への今後のエールや、これからも一緒に頑張っていく意志を込める

「○○君の今後のさらなる活躍を楽しみにしており、これからも△△社のためにお互い最善を尽くしましょう」

4.三本締め

 

 

結婚による退職の際の送別会での閉会挨拶の例

結婚による退職の場合は、お祝いの言葉と併せて「退職者がいなくなり寂しさを感じる」といった感情を表現しましょう。

 

【結婚による退職の場合の挨拶の例】

○○さんの退職はとても寂しいですが、○○さんの新しい門出を全員で心から祝いたいと思います。

○○さん、これまで本当にお世話になりました。これからは、幸せな家庭生活を築いてください!

それでは、○○さんのこれからの幸せを祈り、三本締めで閉会したいと思います。

(三本締め)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここで紹介した方法に限らず、主役への感謝やお祝いの気持ちが伝われば、それが立派な挨拶となります。

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