iPhoneで「○○をペーストしています」表示が出て操作できなくなった場合の対処法

iPhone使用中に「○○をペーストしています」というポップアップメッセージが現れ、操作が一切できなくなる場合があります。このような状況をどうやって解決するか、どのようなステップを踏めば良いのでしょうか？

もしかしたら、端末を強制的に再起動させることが、唯一の解決方法かもしれませんね？

ここでは対処法についてご紹介します。

iPhoneの「ペースト中」通知とユニバーサルクリップボード機能について

iPhoneで「○○からペースト中」という通知が表示されるのは、ユニバーサルクリップボードという便利な機能のおかげです。この機能は、Apple製デバイス同士でコピー＆ペーストをスムーズに行えるようにするものです。しかし、この機能を使うためには、以下の条件を満たす必要があります。

– 全てのデバイスで同じApple IDによるログインが必要です。

– デバイスのBluetoothとWi-Fiが有効になっていること。

– デバイスがお互いに近い位置にあること。

iPhoneでペースト操作が反応しなくなり、何も操作できなくなってしまった場合、デバイスを強制再起動することを試してみることを推奨します。

iPhone 7や7 Plusの強制再起動をするには、音量を下げるボタンとサイドボタンを同時に長押しします。iPhone 6s、6s Plus、あるいはSE（第1世代）をお使いの場合は、ホームボタンとサイドボタン（または上部のボタン）を長押しします。

iPhone 8以降のモデルでは、強制再起動の方法が少し異なります。まず音量を上げるボタンを短く押してから放し、次に音量を下げるボタンを同じように押して放し、最後にサイドボタンを押し続け、Appleロゴが表示されるまで待ちます。

強制再起動はデータを失ったり、設定が変更されたりすることはありませんが、実行するには少し時間がかかります。

iPhoneでのコピー＆ペースト時に表示される「〇〇から〇〇へペーストします」というメッセージは、ユーザーのセキュリティ保護のため、隠すことのできない機能です。

このポップアップは、悪意あるサイトやアプリがクリップボード情報に不正アクセスするのを防ぐ目的で設けられています。

iOS 14からは、ペーストのたびにユーザーへ通知を行い、不審なウェブサイトやアプリから自身を守れるようになりました。