電力会社から突然のショートメール。今すぐ支払わないと電気が止まりますよ!!という案内がくるとびっくりしますよね?
今回私に届いた東京電力グループ3からのショートメール【電力供給を停止通知】は詐欺メールなのであなたにも届いていたら連絡しないで大丈夫です!!
詐欺メールのポイントをお伝えしますので安心してくださいね。
注意ポイント1 契約してないのにとどいたお知らせ
私の場合、東京電力グループと契約していません。なので、すぐに詐欺メールだと分かりました。SMSで届いたのでどこかから電話番号が流出してしまったのか、あるいは適当に手当たり次第おくっているのか?
宛名もないので適当に手当たり次第送っているという感じではないかと思います。
契約していないところからのお知らせだとすぐに詐欺メールだと分かりますが、もしかして本物が誤って違う番号に送ってしまったのかも?などと親切心を起こして連絡などしなくていいですよ。
注意ポイント2 日本語がややおかしい
今回のショートメールのタイトルは【電力供給を停止通知】となっていますが、正しい日本語ならば【電力供給の停止通知】または【電力供給を停止します】とか【電力供給停止のお知らせ】とかになるのではないかと思います。
また、東京電力からは「電力供給の停止」といったたぐいの言葉でお知らせはこないようです。
注意ポイント3 いきなり停止のお知らせ
料金が自動引き落としできなかった。振込なのに期限に間に合ってない。など、支払いができていない場合でもいきなり停止にはなりません。
今回は東京電力グループだったので、東京電力の支払いについて調べてみました。
東京電力は通常の支払い期限に払えなかった場合、その期限から20日たっても払わなかったらあらかじめ連絡があってから送電をお断りする、となっていました。
つまり、ショートメールでいきなり停止のお知らせが来ることはなく、まずは通常の支払いができなかった時点で、再度「電気料金お支払いのお願い」が送付されます。
振込用紙が届いてそれでも払わなかったら「送電停止の通知」が届いてから電気が止まることになります。
24時間以内にリンクをクリックして支払いを完了しないといけない、というような急なお知らせはありえません。(下記は今回届いた詐欺メールです)
注意ポイント4 送信元電話番号が違う
今回送られてきた送信元電話番号は
+63 985 851 0941
と表示されていました。
+63 はフィリピンの国番号になります。日本からだと+81になります。
公式サイトでは送信元電話番号は
(docomo、au:0120-659-436 SoftBank:249024)から発信
となっていますので、それ以外の電話番号は詐欺メールと言えます。
公式サイトからの注意喚起
公式サイトから東京電力を装ったSNSフィッシング詐欺の注意喚起がありますので一度確認しておくことをお勧めします。
東京電力(TEPCO)を装った SMSフィッシング詐欺※に ご注意ください!
↑東京電力からのショートメールの見本があります。
ショートメールで連絡が来る場合は送信元の電話番号は
0120-659-436または249024です。
初回で支払われなかった場合も、2回目と3回目の案内が来るようですのでご確認ください。
受信したメール(SMS)が東京電力からの送信なのか確認したい
まとめ
東京電力からの支払い通知で通常の支払い期限を過ぎたからと言っていきなり停止することはありません。また、24時間以内に支払いしなければならないと急をせまることもありません。
通常の支払い期限に払えなくてもSMSで連絡が来る場合は2回目と3回目があります。
まずは送信元電話番号が正規のものか確認しましょう。
慌てず公式サイトを確認してください。この記事があなたにお役にたてば幸いです。